投資信託についての解説です。
投資信託は、言葉としては難しい「投資」と「信託」という言葉を組み合わせたものですが、最近は、一般にもだいぶ普及してきましたので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
これを知っておくと、「日常に活かすと効果が出やすいジャンル」です。
一般的な説明
投資信託とは、多数の投資家から資金を集めて1つの基金とし、この基金を運用の専門家が株式や不動産などに分散投資をして、そこで得た利益を投資家に配分するしくみの金融商品をいいます。
わかりやすく説明(正確性よりわかりやすさ重視)
たくさんの人からお金をあつめて、まとまったお金を作ります。
次に、そのまとまったお金を、プロが選定した色んな株などに分けて投資し、結果として、利益が出た分を、お金を払ってくれた人に配分して渡す仕組みです。
どの会社の株をいつ買えばいいのか、判断がむずかしいものですが、投資信託であれば、株の売買をプロにまかせることができます。
また、1人1人は少ないお金しか出さなくても、様々な株などに分けて投資ができます。たくさんの会社の株を持つことで、1社だけの株を持つことよりも、安全度が高くなります。
そのため、「知識が少ない初心者でも始めやすい仕組み」といえます。
日常に活かすポイント(現役独立系FPが解説)
投資信託は、投資の中でも、比較的初心者が始めやすいものです。国の制度であるiDeCoやNISAといった制度を使うと、その中で、投資信託を購入することもできます。
近年の日本では、銀行などに預けていても、あまりお金が増えませんので、投資信託を上手に活用すると良いでしょう。
ちなみに、一般的には、貯めるタイプの保険よりも投資信託のほうが手数料を安く抑えられることが多いため、上手に活用すると、家計の助けとなります。
そのため、多くの人にとって、とても重要なことは、「貯めるタイプの保険は、投資信託と比較して決める」ということです。
ただ、貯めるタイプの保険は、保険会社や保険ショップなどで購入するのに対し、投資信託は主に証券会社で購入するものです。
ですので、保険会社や保険ショップで投資信託のことを聞いても、あまり詳しくは教えてくれませんし、投資信託を保険会社で購入することもできません。
ですので、投資信託を使いたい場合には、ご自身で証券会社にて購入する必要があります。
もし、これから貯めるタイプの保険(個人年金保険、終身保険、ドル建ての終身保険、ドル建ての養老保険など)に入ろうとしている人は、「投資信託とどちらが良いか?」を比較してから決めたほうが良いです。
また、すでに貯めるタイプの保険に入っている人も、それを投資信託に変えることで、手数料を抑えられる場合があります。
手数料だけでも、場合によっては、数十万円、数百万円の差となる場合もありますので、手間を惜しまずに取り組むと良いでしょう。
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