子ども保険(学資保険)についての解説です。
子ども保険は教育資金を貯めるためのものですが、教育資金を貯めるものは、子ども保険だけではありません。
その他の選択肢と比較をして、自分に合ったものを選ぶことが、最大のポイントです。
一般的な説明
こども保険(学資保険)は、子供の進学に合わせた祝い金や、満期に満期保険金を受け取ることができる保険です。
原則として、親が契約者、子供が被保険者となります。
親が死亡した場合は、それ以降の保険料は免除され、進学祝い金や満期保険金は当初の契約どおり支払われる点が、この保険の特徴です。
わかりやすく説明(正確性よりわかりやすさ重視)
主に子どもの教育資金を貯めるための商品です。保険会社が販売をしています。
保険という名前がついているのは、貯めるという機能に加えて保険の機能もあるためです。
つまり、教育費を積立てている最中に、払っている親が亡くなった場合に、それ以降の保険料を支払わなくても、教育資金を受け取ることができるといった保険の機能(保障)も持ち合わせています。
ちなみに、貯まったお金は、必ずしも教育費に使う必要はありません。
日常に活かすポイント(現役独立系FPが解説)
こども保険は、30年以上前の金利の高い時代には、とても良い商品でした。しかし、最近は、金利が低く、こども保険で積立ててもそれほど増えません。
そのため、その他の「お金を貯める商品」としっかりと比較検討をして、「どの方法で教育費を積み立てるのが良いのか?」を考えることをおすすめします。
保険だけで比較するのではなく、つみたてNISAも選択肢となります。比較検討して、自分に合ったものに加入すると良いでしょう。
ちなみに、こども保険は「返戻率(へんれいりつ)」という他の商品では使われないような独特の指標で比較されることが多いです。
しかし、この指標では、他の商品と比べることができません。ですので、比較しやすいように、こども保険の増加額を金利に修正して計算して、他の商品と比較すると良いでしょう。
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