「確定申告」という用語についての解説です。
個人事業主の方など、自分で「確定申告」をしている方は、よくわかる言葉だと思います(自分でやっていると、毎年大変ですよね。。。)。
ただ、会社員の方など、確定申告をしたことがない方にとっては、
「聞いたことはあるけどよくわからない」
という方も多いと思いますので、解説していきたいと思います。
確定申告とは(一般的な説明)
まずは、一般的な説明です。
確定申告については、税務署のホームページに解説がありますので、引用しますね。
所得税等の確定申告は、1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税等の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。
国税庁ホームページ「所得税等の確定申告とは」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2021/b/01/1_01.htm
これでも、なんとなくはわかると思います。
ただ、きっと、確定申告をやったことがない方にとっては、イメージするのが難しいと思いますので、できる限り、わかりやすく解説をしていきますね。
わかりやすく説明
確定申告を、だいぶ簡素化して言うと、
「税務署に、『正確な自分の収入』と『払う税金の金額』を伝えること」
です。
※税務署は、税金を管理する国の機関の1つです。
多くの会社員やサラリーマンの場合は、会社が代わりに、税務署に伝えること(申告)をやってくれますが、個人事業主などの場合は、代わりにやってくれる人がいません。
そのため、自分で、税務署に対して、「正確な収入や払う税金を伝える」必要があります。
自分で、
- 正確な収入(実際には、それ以外にも色々あります)を集計
- その金額にもとづいて、払う税金を計算
していきます。
その上で、その結果を、書類にまとめて、税務署に申告して、払う税金の金額を確定させます。
つまり、
「正確な税金の金額を確定させるために、税務署に申告する」
という意味で、「確定申告」という名前になっています。
どんな書類を出すのか?
まだイメージしづらいかもしれませんので、もう少し具体的なお話をしていきます。
確定申告では、以下のような書類(確定申告書と言います)に、色んな数字を入れて、税務署に提出します。
また、このような書類を作成する場合、最近では、マネーフォワードやfreeeなどの、クラウド会計ソフトを使って、数字などを入力して、作成することが増えています。
特に、マネーフォワードは、家計簿ソフトも作っているので、少しは聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
引き続き、FP3級の勉強、楽しく続けてくださいね。
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