老後という言葉。
FPの教科書やテキストでは、「老後資金(老後に必要なお金)」などの言葉で登場しますし、日常生活やニュースでもよく使う言葉ですよね。
では、この「老後」という言葉は、具体的に何歳以降のことを指すでしょうか?
老後の対義語は?
老後という言葉を理解しやすくするために、まずは、対義語のお話をします。
老後の対義語は、「現役時代」という言葉です。
現役世代とは、「働いていて、その対価などとして、収入を得て生活している時代」のこと。
それに対して、老後は、「仕事をリタイア(退職など)して、それまでの蓄えや退職金、年金などを主な生活費とする時代」のことです。
ですので、老後という言葉は、「仕事を退職した後」「仕事をリタイアした後」と捉えるのが、最も良さそうですし、理解がしやすそうですね。
老後の年齢
続いて、老後の年齢についてです。
老後は、「仕事をリタイアした後」ですから、年齢については、人それぞれです。60歳で退職する方もいるでしょうし、65歳、70歳の方もいるはずです。
人によっては、もっと若くしてリタイアする人もいますが、ただ、45歳で十分に稼いで仕事を辞めたとしても、老後という言葉はフィットしない感じがしますよね。
ちなみに、生命保険文化センターが「老後資金を使い始める年齢」についての調査をした結果によれば、66.8歳という結果が出ているようですので、世の中の人が考えている年齢は、だいたい65歳くらいのようです。
現在は、退職する年齢が少しずつ伸びてきていますから、今後は、世の中全体の「老後」という年齢に対するイメージも、少しずつ上っていくのかもしれませんね。
老後まとめ
老後という言葉は、おおむね「仕事を退職した後」と捉えると一番、わかりやすいと思います。
年齢で言えば、「人によって違うものの、2023年時点では、65歳前後くらいの年齢」と考えておくと良さそうです。
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